歯科(大原野のとある歯科医院からの独り言)-歯周炎

歯周炎という言葉をお聞きになることがあるか思いとます。

一般的に広く聞かれる歯周炎というのは、歯を支える周囲の組織(歯肉=歯の周りの粘膜、歯槽骨=歯肉の下にある骨、と考えてください)に炎症が存在する状態であります。年齢や性別(妊娠の有無)等さまざな要素が関係してきます。また急性期であるものと慢性化しているもの、とも分類できます。また歯周組織に炎症が波及している程度においても分類することができます。全身状態を改善するためのお薬による副作用により、歯周炎を惹起しやすいというこもありますが、この場合は全身状態を安定にすることの方が大事ですよね。また、急性期の歯周炎は熱発を引き起こしたり、また歯周炎に関係する菌が全身の循環動態に影響を及ぼすという報告もあるようです。

歯周炎にはさまざな要素が絡み合っているのですが、一般の方が、慢性の歯周炎の進行の程度を遅くすることや急性症状を引き起こしにくくするのに大事なことは、お口の中の衛生状態を出来る限り清潔にするということであります。そう、歯磨きです。単に歯を磨くだけではなく、歯と歯肉の間の溝にも歯ブラシを当て優しくブラッシング(磨く)ことであります。そして歯科医院に定期的に受診し、自己にて管理しにくい部位をケアしてもらうことも大事かと思います。

急性期(歯肉が大きく腫れたり、膿が出ている状態)や慢性化している歯周炎には、自己管理は難しいとおもいますので、歯科受診されることが必要であります。

付記 歯肉炎とは歯周炎のうち歯肉部に限局して炎症が存在する状態、歯槽膿漏とは慢性の歯周炎と考えてください

 

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